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本ページではHAKUHA PROJECTによるシリーズ企画「SO KO store」のアーカイブ資料を掲載しております。
商業的な空間において
どのように作品と鑑賞者を繋ぐかを議題に本作品「SO KO store」では、
会場である「gallery Lv.10」の特異な雰囲気を活かした空間構成をしていきます。
大阪は京町堀のビジネス街
雑居ビルの4階に今回の会場は位置する
地下鉄本町駅から靱公園を北に抜けて
ジメジメした6月の湿気とともに狭い階段を上がると
しろいドアが出迎える
ドアを開けると真っ暗でとても営業中とは思えない
「OPEN」の札を確認し、おそるおそる会場へ入っていく
音声は、会場で使用された環境音楽です。ぜひ、試聴しながらアーカイブをご覧下さい。
冷んやりとした空調の中で
「ボー」っという機械音と
足音のような「コツ、コツ」という音が聞こえる
リズムに歩幅を合わせて奥へ進むと
センサーで頭上のライトが
一つ点灯する
反射した胆管の棚に並ぶのは
作風様々な陶器たち
手にとって、頭上のライトに照らして観る
また奥へ進む
積まれた段ボールを見つけると
もう一つ頭上のライトが点灯する
またもう一つ
振り返ると
一つ目のライトは消えていて
順に暗闇が追ってくるのがわかった
灯をつけて回るようにもう一周し、会場を後にした
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